WordPressを始める準備として、まず用意しないといけないのが
「サーバー」と「ドメイン」です。
この2つがどういう役割を果たしているのかを簡単に説明すると、
「サーバー」は、Webサイトを表示するのに必要なデータを保管しておく場所。
「ドメイン」は、Webサイトのアドレス。
なんだか、サーバーがマンションに見えてきました(笑)
WordPressにサーバーが必要なワケ
WordPressは、サーバーにインストールすることで動かすことができるソフトウェアです。サーバーが無ければどうすることも出来ません。
サーバーの役割は、先ほど簡単に説明したとおりデータを保管して置く場所。それともう一つWebサイトを表示するために必要な情報をやり取りすること。
サイト訪問者が「サイト見たいんだけど」って情報を送ると、「了解です!今すぐデータを送ります!」という感じで、必要な情報を送り返します。
サイト管理者が、「今からコンテンツ作るのでWordPressの管理画面出して」って情報を送ると、「了解です!管理画面出しますね!」という感じで情報を送り返してきます。
じゃぁ、サーバー買ってきます。
個人や小中規模のサイト運営をするのであれば、自前でサーバーを用意するのではなくレンタルするのが一般的です。いろいろな会社がサービスを提供しています。レンタルにかかる費用は、月額数百円から数千円程度です。
無料でサーバーを貸してくれる会社もありますが、Webサイトに広告が表示されてり、レンタルサービスが停止になったり、独自ドメインが使えなかったりなど、いろいろな制限がかかっていることが多いです。
せっかく自分だけのWebサイトを作ろうと考えているのに、制限がいっぱいあるのはもったいない。それに、制限があると使いにくくなりますしね。特に、ビジネスでサイト運営しようと考えているのなら有料サーバーを選ぶことをオススメします。
じゃぁ、どんなサーバーを選べばいいの?
WordPressが動く環境が整っていること。つまり、「PHP」と「MySQL」が利用できるサーバーを選ぶこと。
「あかん、あかん、PHPとかMySQLとか言われても、おばちゃんにはわからへん。」
PHPとは
PHPは、Chromeなどのブラウザ上で動かすことができるWEBサービス(ショッピングサイトやSNSなど)を開発できるプログラミング言語です。WordPressは、このPHPを利用して作られているソフトウェアです。
MySQLとは
MySQLは、世界で最も利用されているデーターベース管理システムのことです。データーベースとは、データの保管ができ、いつでも簡単に検索ができるように整理された情報(データ)の集まりのことをいいます。
要するに、Webサイトを表示するための情報を保管し、管理するシステムってことです。
WordPress日本語版を動かせる環境
WordPressの公式サイトが推奨しているサーバー環境は次の通りです。(2018年6月7日時点)
- PHPバージョン 5.6 以上
- MySQL 5.6 以上 / MariaDB 10.0 以上
- HTTPS対応
最新の情報は、WordPress日本語版 公式サイトで確認ができます。
用語解説
MariaDBとは、MySQLと互換性のあるデータベースのことです。
HTTPS対応とは、「https://」で始まるアドレスに対応しているということです。「https://」から始まるサイトは、データのやり取りが暗号化(SSL化)されていて、通信が安全に保たれていることを表しています。
当サイトが利用しているエックスサーバー では、独自SSLが無料で利用ができます。
サーバー選びのポイントは?
「簡単インストール機能」や「自動インストール機能」などが設けられているレンタルサーバーを選ぶと、サーバーの管理画面から指示された通りに入力したり、クリックするだけで簡単にインストールが行えます。
オススメのレンタルサーバー!
当サイトも使っているエックスサーバー です。
こはる が利用しているのは、「X10プラン」です。
サーバー容量は200GB。MySQL(データベース)は50個まで設置可。マルチドメイン(複数の独自ドメインを運営すること)は無制限。また、無料で独自SSLまで利用できます。もちろん「自動インストール機能」も使えます。
使い方のマニュアルもしっかりしているので、初心者でも安心して利用できます。
今まで使ってきた感想としては、トラブルもないですし、速度が遅いなぁって思ったこともありません。画像もいっぱいアップロードしていますが、まったく容量がいっぱいになりそうな気配もありません。MySQLなんて50個も誰が使うんだろう・・・。とにかく安心して使えています。
月額は、契約期間によって異なりますが、900円~1200円です(別途、初期費用3000円が必要)。不定期ですが、「ドメインプレゼントキャンペーン」や「初期費用半額キャンペーン」などを行っています。
とびっきりお得なのが「ドメインプレゼントキャンペーン」。エックスサーバーを解約しない限り、永年無料で使い続けることができるというもの。普通は更新費用がかかるのですが、ずーっと無料。
利用して損はないですよね。

こはるは、このキャンペーン期間中に申し込んだにもかかわらず、
ドメイン申請を忘れてしまい、使えなくなってしまいました。
申込みをされる方は、期限があることを忘れないでくださいね。
詳しくは、公式サイト エックスサーバー http://www.xserver.ne.jp/ で確認してくださいね。
WordPressに独自ドメインが必要なワケ
サーバーを借りても、そこへ導くための住所を示さなければ誰もたどりつくことができませんよね。Web上のアドレスはURLといいます。このアドレスがドメインということになります。
「kohamama」の部分は、自分で好きなようにつけることができます。「.com」の部分は他にも色々な種類(「.jp」「.net」「.info」・・・などなど)があるのでその中から選ぶことができます。
なぜ、独自ドメインが必要なの?
独自ドメインを取得すると、自分専用のものになり、他の人はそのドメインを使うことができません。そして、自分だけで管理を行うことができます。
先ほど紹介したエックスサーバーには、契約すると使えるサーバー付属のドメイン「○○○○(任意の文字列).xsrv.jp」があります。
このドメインをWordPressに設定して利用することも可能ですが、なんらかの理由でサーバーを引っ越しすることになったり、エックスサーバーのレンタルサービスがなくなってしまった場合、「○○○○(任意の文字列).xsrv.jp」というドメインは使用できなくなります。
ということは、新しいドメインを取得しない限り、サイト運営ができなくなってしまうリスクが発生する可能性があるということですよね。「ドメイン = サイト」は年月をかけて価値(評価)あるものに育っていきます。「新しいドメイン = 新しい住所(URL)」になることで、せっかく育てた価値が失われてしまう、この損失は大きいです。
年間1,000円程度の維持費が「安い」か「高い」かは考え方しだいです。ランチを外食すれば、1回でそれぐらいかかりそうですよね。そう思えば安いかも・・・。
オススメするのは、お名前.com
当サイトも利用しているドメインサービスが、お名前.com
「お名前.com」はGMOインターネット株式会社が運営する国内最大級のドメイン公式登録サービスで「.com 」「.net」「 .jp」ドメインなど、550種類以上のドメインを扱っています。
キャンペーンをよく行っているのでドメインを安く手に入れることができます。
一度登録すると、メールが毎日のように送られてきて面倒ですが、割引キャンペーンの情報が手に入ります。そんなに何度もドメインを購入することはないですが、追加でドメインを取得したいときには役立つかと思います。
あと、最初にキャンペーン等で安くゲットしても、更新時にめっちゃ高いやん!!ってなる可能性があるので、ドメインを取得するときは2年目以降の更新費用もきちんと確認しておきましょう。
詳しくは、公式ページ 【お名前.com】http://www.onamae.com/ にてご確認ください。
ここでオススメした会社は、一例です。ご自身にあったサービスを見つけてくださいね。